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土曜 日本語クラス ニュースレター 4月号

1: 聖書のお話を聞く会
2: クラスⅠ
3: クラスⅡ
4: JFL 
5: 低学年
6: 中学年
7: 高学年
8: 中学校

聖書のお話を聞く会

10月より毎月第1土曜日には、土曜クラスの子ども達は全員ホールに集り、
フリーメソジスト教会の田辺先生をお迎えして日本語でお話を聞く会を持っています。
私達を取り巻く様々の問題についての考え方の基盤を聖書のお話を通して
教えていただいています。
投げかけられた問題は、年齢の違う子ども達が各々のレベルで考える事の出来る
よい機会だと思っています。
ご興味のおありのかたはどうぞご一緒に。次回は4月5日、5月2日です。
6月6日には延期していた学習発表会を予定しています。
【園長 梅畑】

クラスⅠ

4月から新しいクラスメイトが増えました。 
ゲームを通した自己紹介などで、お友達の名前を覚えられるようにと、計画しています。
新しく入ってきた子どもたちもクラスの雰囲気に少しでも早く慣れていけるように
配慮していきたいものです。
今月も、といっても、お休みが入るのでクラスは少ないですが、
先月に引き続き、一文字ずつしっかりと声に出して読むことを学習目標にしています。
来週から春休みです。楽しい計画が待っているご家族も多いことでしょう。
休み明けに元気な声で楽しい報告が聞けるのを楽しみに待っています。
楽しい春休みをお過ごしください。     
【担任 中武】

クラスⅡ

新しいお友だちを迎え、新たな気持ちで勉強しています。
4月は『小さな本作り』を行っています。
『小さな本』の中には『何が』、『どこで』、『どうした』を入れて、
子供たちがそれぞれのお話を作り、絵を添えて、本を完成させます。
この本作りで、物語を展開させることの面白さを知ってほしいと思っています。
又、すこし長め文章を書くことに親しみたいと思います。
【担任 大関】


JFL 

3月は、恒例の『たくあんプロジェクト』を無事終えました。
昨年11月に蒔いた大根の種ですがたくあんを作れるくらい大きく成長しました。
JFLは、初めてだったので子供たちは、毎回楽しんでプロジェクトに参加してくれました。
『たくあんプロジェクト』では、種まき・大根抜き・糠漬け・試食の4段階を通じ、
ハンズオンの授業を行いました。 
さらに“天気”というテーマでは、雨が“ザーザー”ふる。
風が“ピューピュー”ふく。など、英語にはない天気の音にも注目しました。
4月は、拗音・促音・濁音の復習をします。 
【担任 山田】

低学年

★今年度の低学年クラスの学習内容は毎週月曜更新の個人のブログ
http://sakamotosanchi.spaces.live.com/
で公開しています。
このブログから、教材プリント,宿題プリントのJPGファイルや、
【保護者のみなさまへ】のPDFファイルにリンクします。
漢字学習プリントの一覧は、『フォトアルバムの中の“漢字学習ノート”』
でもご覧いただけます。
これらから自由にダウンロード可能ですので、
安心して現地校でのアクティビティーを続けられるのではないでしょうか。
当地でジャパニーズの勉強をしながら現地校での力を伸ばすには
親の支援と効果的なジャパニーズ指導が不可欠です。
こどもの家という恵まれた学習環境が二言語学習の助けになると確信しています。
【担当:坂本】

中学年

先月中旬より、新しいトピック、「家族」を扱っています。
家族構成については、親がいたり兄弟がいたりなどの共通性が存在する一方、
三世代家族の中国や兄弟が七人もいるエクアドルなど、異なる点も存在します。
難しい質問ではありますが、どうしてそのような家族構成になっているのか、
みんなで予想してみようと思います。
予想が当たっているかどうかは、読み物が出てくるまでお楽しみに。
また、この機会に、自分を含めた家族の役割も見直してもらおうと思います。
お父さんやお母さんが家族のためにどんなことをしてくれているのか、
また、自分自身は家族のためにどんなことをしているのかを、
振り返ってもらうつもりです。
【担当:シュリッカー】

高学年

3月は、世界にどんなパンがあるかを調べた後、
ハングリープラネットの写真教材にある国々(アメリカ、メキシコ、グアテマラ、
エクアドル、日本、中国、ブータン、インド、ドイツ、クウェート、チャド、マリの12ヶ国)
の主食は何かを調べました。
写真教材をよく見ると、昔からの主食(米、パン、麺など)ではなく、
簡単に済ませられる食事を食べている国が多いことが分かりました。
中でも、生徒の興味を引いたのが、ファストフードです。
今月初めのミニ学習発表会(高学年のみ)は、ご父兄を教室にお呼びして、
誰もが知っているファストフード、マクドナルドについて調べたことの発表と、
ハングリープラネットの写真教材の紹介をします。
【担任:宮島】

中学校

2月のテーマ「豊かさ」の学習のはじめには、「お金があると豊かだ」
と答えていた子ども達が、途上国で経済的には豊かではない国の人たちの幸せ度や、
いろいろな統計資料を使った学習の後に書いたエッセイでは、
「お金があっても豊かではない。もっと豊かにしてくれるものがある。それは家族だ」
というふうに考えが変わりました。
肥満、飽食、食べ残しの先進国と、飢餓、食糧難の途上国との南北格差の学習では、
自分たちに何ができるかも考えました。
(Table for Twoという運動をご存知でしょうか。ぜひグーグルでお調べください。)
 4月には、ハングリープラネットのチャドをとりあげ、難民問題について考えます。
先進国では「水、食料、安全」は当然のようにあるもので子ども達の関心事ではありません。
一方途上国では、普通に生活していた人たちが戦争や内戦である日、
突然難民になります。
グローバル化の中で育っていく子ども達には、世界全体に目を向け、
なぜそれが起きるのか、自分は何ができるのかを意識できる大人になってほしいと思います。
国連のユニセフの活動も学習します。
【担任:ダグラス】